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インターンシップ

ビジネステーブルトークのご案内~次の世代を形作るためのメッセージ~

 日本経済は失われた10年をへて、いったん上向きかけたものの、昨今の金融恐慌で、またまた先行き不透明な時期に突入しております。学生と話をしていると、彼らは「好景気の日本」と言うものを、未だ体験したことがない事に、私などは驚いてしまいます。そのせいか、早くから自分の人生、キャリアを真剣に考えている者が、大変増えてきており、ベンチャー、新事業にも積極的に取り組んでいこうという意欲も旺盛です。これからの日本のために、彼らの情熱をもって、新しい未来を切り開いていくことが大変重要であり、彼らが存分にその力を発揮できる「環境を整備」し、「成長のお手伝い」を行うことが、今まで10年、20年と、社会の第一線で活躍してきた者の使命であると考えております。

 人材育成において最も重要な事は「わからない未来に投資する力」であると考えています。現在大リーグで活躍する松井、イチロー、松阪らの高校時代を想像していただきたいのですが、当時彼らは、現在のように大リーグで活躍することを「夢に見て努力していた」でしょうが、「現在の活躍は、保障されていなかった。」のです。しかし、彼らの現在の活躍は、高校時代の厳しい修練なくしては達成し得なかったことは事実であり、彼らはその「保証の無い未来に賭けて努力」していたのです。最近、日本国全体で「若者への投資」が急速にダウンしているように感じます。未来への可能性に、客観的根拠(Evidence)を要求することは、悪いことではありませんが、自らの過去の経験、体験のみで、若者を判断してはいけないと考えております。確かに若者には、確たる実績はありませんが、「その人が過去行ってきた事」よりも、「これからの可能性」に勇気を持って投資する事が、より重要な時代になってきていると感じます。

 ダイヤモンドの目利きを育成する時は、ひたすら毎日、「本物のダイヤモンドのみ」を見せ続けて、感覚を磨くそうです。人材育成に関しても「本物の研究者、ビジネスマン」に数多く接する事が最も重要だと、強く感じております。また、最近では「何をやるか」より、「誰がやるか」が重要だと感じており、どのようにして若者たちに、私たちが培ってきたものを受け渡していくかを、よく考えております。今までフューチャーラボラトリでは、起業志向の学生を中心に、数多くインターンシップとして「かばん持ち」「ビジネスプラン企画」「異業種交流会」などに誘って参りましたが、定例的に会合を持って、さらに系統だった知識取得、ネットワーク構築、ビジネスディスカッションの場を提供させていただこうと思っております。  

 最先端、超一流のビジネス環境に触れると言う、何事にも変えがたい経験の場を提供するとともに、「大人たちが今までの人生で培ってきた物」を、次の世代に、ボランタリーに渡していこうという意欲のある、超一流のビジネスパーソンを講師に迎え、学生が企画立案したビジネスプランをディスカッションし、具体的に実行に移して行きたいと思っております。多くの皆様のご参加を持って、いい会合を作り上げて生きたいと思っております。よろしくお願いいたします。

ご案内

1かばん持ち代表取締役橋本昌隆の「かばん持ち」としてビジネスミーティングに同行可能です。
2ビジネステーブルトークインターンに来ている学生が、月に一度集まってディスカッションいたします。さまざまな分野のゲストスピーカーや、他大学の起業思考の強い学生との交流のチャンスです。
3たまみがき学生が考えたビジネスモデルを、おせっかいな大人たちが磨き上げて一流のビジネスモデルに仕上げるとともに、ビジネススキルを伸ばします。