第8回 ハナムラチカヒロ氏 + 飯島ツトム氏 社会を変えるまなざしの力(4)

会社を作ったきっかけ

ーこれも前から伺いたかったのですが、橋本さんが会社を始められたきっかけっていうのは何だったんですか?

 

橋本

 一番強かったのは「日本への危機感」ですね。次の世代のことを考えると、何かしないとまずいという思いがずっとあったんです。

 


ー「危機感」というのは具体的に何に対して、どんな危機感があるのかを共有していきたいのですが・・・

 

 

橋本

 会社を創った頃はただ漠然とした「日本ってまずいよね」というだけのものだったのですが。最近見えてきたのは、「日本の文化の破壊」を止めなくては、ということです。礼儀作法とか挨拶など、非常にベーシックなところから、武士道や大和撫子と表現されていたような精神性、そのあたりをきっちりと戻す。そこが壊れていることによって国全体が混沌としている気がしています。

 

 それに加えて、みんな、「自分一人で何ができるんだ?」というところで止まってしまっている。もしくは自分の利害のことだけを考えていて、日本のために何かアクションを起こすということをしていない人だらけの世の中になっていると思ったんです。

 

  最初の一人は非力でもその数が増えてくると、どこかの段階でポンっと切り替わるのではないか。そういう思いでこのフューチャーラボラトリでの仕事に取り組んでいます。

 

 「何かやらないと」と考えながらも、今まで行動できていない人、会社に対して後押しし、空気や文化を変え、それをきっかけにしてどんどん日本を動かしていくことができたら、と思っています。

 

 

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